2013 7月25日 投稿
総合健康学コラム VOL2

今回は頭痛が起こる原因の根本について考えていきたいと思います。

前回のコラムで、頭痛が起こる原因の根本には、血の巡りの悪さと氣の巡りの悪さがあるとお話をしました。

血の巡りの悪さについては何と無くイメージがつく方が多いとは思いますが、実は血の巡りが滞ることによる悪さと血の巡りが良すぎることによる悪さがあるというのをご存じでしょうか?

血の巡りが留まるというのは、よく言う「コリ」ですね。肩こりや首のコリが元で頭痛が引き起こされるのです。
これは『緊張型頭痛』に多く見られる原因となります。

そして、血の巡りが良すぎることによる頭痛とは、脳内の血管に血液が流れ過ぎて、ズッキンズッキンと痛む頭痛のことで、いわゆる『片頭痛』のことなのです。そのため、コリをほぐしても片頭痛は改善されないことが多いわけですね。

次に、氣の巡りの悪さについてお話をしましょう。中国4000年の歴史の中で作り上げられたきた医学を中医学と言います。中医学では、人は、氣の流れが乱れることが病気につながるという考え方があります。
人の身体には「氣の流れ」というものが大きく分類して20本あり、そのうち内臓と関わりを持っている流れが12本と考えられています。この流れを「経絡」(けいらく)と呼び、そのポイントになる部分を一般的にもよく聞かれる「ツボ」(経穴)と呼ばれるものです。

この氣の流れの悪さにより、頭痛が起きると考えられています。そのため、頭につながる流れのツボを押すことにより、頭痛は改善されるのです。

つまり、頭痛とは血の巡りという視点と氣の巡りという視点の両方から見ることが出来るのと同時に、その対策も出来るということになりますね。

ではその実際の対策については、次回のコラムでお話をしていきましょう。

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