人間より先にペットに再生治療が用いられていますが、科学的に治療が認められている場合とない場合があることを理解した上で治療しないといけませんね。

 ペットの犬や猫への再生医療などについて、獣医師が治療を実施する際のガイドライン(指針)を、日本獣医再生医療学会と日本獣医再生・細胞療法学会が初めてまとめた。実施は重病のケースだけで、科学的に治療効果が期待される場合のみに限るなどの規制を盛り込んだ。

 人間の場合は再生医療安全性確保法に基づいて国に届け出るなど規制があるが、ペットにはなく、治療方針の判断は獣医師に委ねられているのが現状。治療費も獣医師が独自に決めている。ペットの再生医療の増加を受け、効果不明な治療や、治療費をめぐるトラブルが増えているため、指針で規制することにした。

 また、獣医師に対しては、科学的に効果があるとされている治療でも、確立したものではないことを飼い主に説明することも求めた。枝村委員長は「指針に基づいた治療は、獣医師の信頼性を高める。誤解なく、再生医療や細胞療法を普及させることにもつながる」と話す。

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6235366

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